2016年11月28日月曜日

ハンガリー口琴のコンサート

先週の土曜日、浜松の楽器博物館でZoordのコンサートを観てきました!

Zoordはハンガリーの口琴・パーカッション・ストリングという構成のグループで、口琴を担当しているシラージ・アーロン(Szilágyi Áron)氏は世界でもっとも有名な口琴演奏者の一人なんです。(彼はZoord以外にもAirtistというグループなどでも活躍していて、こちらのほうは口琴・ディジュリドゥ・ボイスパーカッションという構成)
彼らはハンガリーを中心にヨーロッパ圏で活躍していますから、日本国内ではライブなんて観られないだろうとほぼ諦めていたんです。でも今年の前半ごろに楽器博物館の年間スケジュールに名前を見つけて、機会を逃すわけにはいかないとチケットを購入していました^^

今までYouTubeくらいでしか観られなかったハンガリー口琴の演奏がほんの1mくらいの距離で生で聴けてとても嬉しかったです!動画だとどうやって弾いてるのか分からなかった所も見ることが出来ましたし、すんばらしい演奏テクニックもじっくり観られました!
遥々関東から観にきてほんと良かったぁ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。

一触即発

2016年11月17日木曜日

もうすぐ猫の時間

『PK』を観てきました

もう観てからしばらく経ってしまいましたが、インド映画『PK』を観てきました。しかも2回も!^^


この作品は『きっと、うまくいく』の監督のラージクマール・ヒラニと主演のアーミル・カーンが再びタッグを組んでいる作品です。
ストーリーは、地球に調査のためにやって来た宇宙人PKがとあるトラブルに巻き込まれて帰れなくなってしまい、地球について何も分からぬまま帰るために苦労していると地球の色々な人から「神様ならば解決できる」と聞き、その神様はどこにいるのだと探し始める…という流れから始まります。

物語の大きなテーマである「神や宗教って人間にとって結局何なのか?」「宗教に疑問を持つことを止めていないか?」ということをインドの人が撮ったことにまず非常に驚きました。インドといえばヒンドゥー教やシーク教・ジャイナ教・イスラム教等々多種多様な宗教を信じている人がいて、正直その根本に疑問を呈するような人がいる印象を持っていませんでしたから。しかも、決して実在の宗教を貶める内容ではなく、深く鋭く鮮やかにその核心を描いていて無宗教な自分でもむちゃくちゃ面白かったです!

何度も何度も苦労して走り回り、勘違いを繰り返して、皆が驚くべき疑問を投げかけるPK、そして彼に関わる人々の姿にたくさん笑ってたくさん涙があふれて約2時間半を一時も飽きずに観ていられました。インド映画らしく歌も踊りもSF要素もラブストーリ要素も社会問題要素もたくさん詰まっているのに、それらがまるっと上手くまとめられていてとても素晴らしかったです。最後のオチまで先の展開の想像付かせないのも!

残念なのは、こんなにいい映画なのに上映館が少ないことです。もったいない!(>_<)