2012年2月20日月曜日

『TIME/タイム』を観てきました

日曜日、映画館へ最近気になっていた『TIME/タイム』を観に行ってました。
人間が遺伝子操作されてる未来、25歳を迎えた瞬間から年をとらず、それぞれの腕に表示されてる持ち時間だけ生きられる世界のSFです。

人生の残り時間が通貨になっていてまさに『時は金なり』な社会…つまり、無一文になる=人生の終わりという遺伝子レベルまで資本主義な世界なんです。
富裕層は不死にも等しい存在だけど人生に楽しみもスリルもなく、貧困層は次の瞬間にでも人生が終わってしまうかもしれない常に焦らずにいられない生活…そういうことが味わえる映画になっています。

こういうテーマの映画は、去年辺りにアメリカで起こりUstreamやSNSで広がったウォール街占拠に始まる運動などにやはり大きく影響を受けているんじゃないかなぁと自分は思います。今のアメリカだからこそ作れるタイプの映画なんじゃないかなぁと…結末への流れを観ながら考えてました。

アクションは派手なものはそれほど多くないですが、主人公とその彼女に訪れる危機にはなかなかドキドキできました。

0 件のコメント: