最初にもらった施設案内図が、ミウラ折りでのっけからテンションが上昇です。
この施設にある加速器は、発生させた電子・陽電子をマイクロ波を使って光に近いスピードまで加速、軌道内を超伝導磁石などを使って方向を制御できる装置で、素粒子の研究や物質の構造分析などに使われています。
超々々ざっくりに言えば、EVAのポジトロンライフルみたいなもので実験してる所になるでしょうかw
加速器の説明で置いてある模型 4人でタイミングよくボタンを押すとパイプの鉄球を加速できる |
装置はかなりの大きさで、まず最初の電子を入射・加速する装置の全長が600m。電子が飛んでくパイプの先が遠すぎてもう見えません。
その先にあるメインのリング状の装置も全長3kmという大きさ…
大量に機械が連なる光景に完全に圧倒されとりました!これだけ装置を制御できる技術っていうのもビックリです。
こういった設備見学だけじゃなくちょっとした科学実験やイベント・研究の展示も行われていて、スタッフに勧められて手作り分光器など子供に混じって作っとりました。こういうのも結構楽しい!
他にもニュートリノ振動に関する講演があったり、LHCのヒッグス粒子関連の実験についての講演があったりしたんですが、内容は半分も理解できないくらい難しかった~^^
なかなか普段見られない場所まで立ち入りできる社会科見学っぽいのも、知的好奇心がグイグイ刺激されていいもんですね~。それに今回の施設はSF好きにはたまらないものばかり。また来年の一般公開も行ってしまいそうですw
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